5つの思考でブランドという星を描く。

役割は脇役

主役ではなく、脇役。主役はクライアントさんや作り手さん達。でも主役だけでは舞台は成り立ちません。最高のアウトプットを生み出すために、作り手さん達が持たない、足りていない部分を適切な形で補っていきます。それはコンセプト作りだったり、デザインだったり、時には販路開拓。大好きなものづくりに敬意を持って、目立たず支える。これがMIIHNブランディングの基本です。

客観的に見る

大切な役割は客観的に見て判断するということ。実はこの距離感が微妙に難しい点でもあります。クライアントさんと距離をつめすぎると馴れ合って言いたい意見をいいづらくなったり客観視できなくなったり、逆に距離があきすぎると聞きたい意見を言っていただけなくなる。当然親身にはなりつつも、いい塩梅の距離感でクライアントさんをしっかりと客観的に見て判断することが大切な役割だと思っています。

多視点からのアプローチ

ものづくりの職人さんや、作り手さん達は作るプロフェッショナル。ですが、繰り返し作ることを磨いてきたが故にそれ以外の視点を持つことが難しいものです。多くの視点でブランディング、商品開発を考えることは大切。そこで消費者視点、小売店視点、問屋視点、デザイナー視点、ブランドマネジャー視点など、作り手以外の立場を経験してきた私たちがその時々で必要な視点で作り手さんをお手伝いします。

自走力を身につける

ブランディングは時間がかかります。商品をデザイン・販売して終わりではありません。大事なことは未来を見据えたブランド構築を計画すること。それは私たちがプロジェクトから離れた先のことも考えないといけないということでもあります。そのために大事なのは作り手さん・クライアントさんが独自で走っていく力をつけてもらうこと。その部分を常に頭に置いてまずは一緒に走りましょう。本当のゴールはブランドを作ることではなく、ブランドを育てていく力をつけることです。

十人十色の進め方

ブランディングや商品開発とはいうものの、クライアントさんや作り手さんはそれぞれにもつ個性があります、こだわりも違えば想いも違う。ある程度の方法論はあっても、こうすればこうなるとというような答えは当然無いのです。全てがはじめての取り組み。短期間でスピード感を持って進める方が良い方もいれば、じっくりすべき場合もある。提案ベースで進める方がいい場合もあれば、打ち合わせベースで進める方がいいこともある。尖った商品を作る方が合う場合もあれば、スタンダードな商品を作る方が適切な場合もある。人の数だけ取り組み方があります。私達はクライアントさんに合った進め方を大切にしています。